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「ぼくは麻理のなか」で麻理はどこへ行った?二重人格なのか?解説と感想!

「ぼくは麻理(まり)のなか」がいよいよドラマ化されましたね!これを機に漫画を読んでみたんですが最初の疑問というか、話の核ともいえるであろう「結局、麻理本人はどこいっちゃったの??」っていうのが気になるところですよねぇ!

 

その考察などを考えていこうかと思っているのですが、この先では盛大にネタバレをかましてしまうかもしれないので、ドラマ等で続きが気になる人はあまり読まないことをおすすめします!

 

まぁ、その結末だけ知っても過程は楽しめると思いますので、ネタバレしても良い!って方は一緒に考えていきましょう^^

 

では、まずはあらすじなどおさらいしていきます!

興味なかったり知ってる人は次の見出しまでとばしちゃってくださいw

 

「ぼくは麻理のなか」のあらすじとか説明

 

「ぼくは麻理のなか」は、押見修造による全9巻の青年漫画です。

wikiによるとジャンルが「コメディ」になってたんでが、正直コメディ要素ほぼ皆無ですw むしろ結構原作は序盤から中盤気持ち悪いです。

作品のあらすじ

部屋に引きこもりがちな青年・小森功。

 

唯一の楽しみは行きつけのコンビニで見かける、とある女子高生を尾行すること。

 

だがある日、いつものように彼女の後をつけていると異変が起こる。

 

女子高生は足を止め、後ろを振り返り、功の方を見た。

 

その時少女は、わずかに微笑んでいた。功の意識はそこで途切れた。

 

翌朝、気付くと功は見知らぬ部屋にいた。そして鏡に映っていたのは1人の女の子、彼がひそかに「コンビニの天使」と呼んでいた女子高生・吉崎麻理だった。

 

、「麻理」のクラスメイト・柿口依が、「麻理」が外見は同じだが中身が別人となっていることに気が付く。

 

功は、依や「もう一人の功」の協力を得ながら、元に戻る方法を模索していく。

 

というあらすじなのですが、引きこもりの主人公が密かにストーカー気味に眺めていた「麻理」になっちゃうけど、麻理をずっと見てたクラスめーットの「依」にばれちゃって、元に戻れるようがんばるぞーって感じのストーリーですね。

 

そんな軽くないですけど。

 

人格が入れ替わったと思っていた小森本体も小森のままだったので、当の「麻理さん」はどこいっちゃったの??っていうのが話全体の謎になっていきます。

 

ではその麻理さんはどこいっちゃったんでしょうか??

 

結論は二重人格だったのか??

 

はい、連載中から度々あがっていた「麻理、二重人格説」。

 

なぜこんな説があがっていたかというと、作中いろんなシーンで「麻理本来の記憶をちょいちょい思い出すシーン」があったからだと思います。

 

かなり結末をほのめかすシーンが中盤から終盤にかけて「麻理」本来の記憶をたどっていく場面にうつります。

 

その中で、麻理という外見でありながら、小森と麻理が混在する不思議な人格になり、ショ-トし、一度植物人間のようになってしまいます。

 

その後も基本は小森の人格ではありますが、時たま「麻理」が顔をのぞかせる人格へとシフトしていきます。

 

是非最後の結末は漫画やドラマでみてみてね!笑

 

読んでみての感想

 

はてさて、ここからは漫画全9巻を読んでみての個人的な意見を書いていこうかなーと思ってます。

 

ここもガッツリネタバレや結末バレ入れていくので、気になる方は読まないことをおすすめします!

 

 

まず最初に、中盤くらいまでドロドロした感じの本気で気持ち悪さを覚える展開にちょっと嫌気さえ覚えましたw特に女の子の日のあたりとか。笑

 

妙にリアルだなーというか、その辛さとか僕は男なんでわかんないですけど、「それ必要あったか?w」って最後まで見ると思っちゃいましたね~。

 

まぁ、その分「マジで小森が麻理の人格に移っているんだなー」っていうミスリードにはなったかなと思いましたけどね。

 

 

結局、依ちゃんも「外見麻理で中身小森」を好きになって両思い?共依存?みたいな感じになりましたけど、小森はずっと小森本人で、「外見麻理で中身小森」は麻理が小森になりきってたって感じだったって、何かすごい違和感ありますね。

 

あと、小森自身が変わってないなら麻理が訪ねてきたときそんなに反応なかったのもちょっと疑問。

 

 

とまぁ、ちょっとグチっぽく感想連ねてみましたけど、総合的にはそれほど飽きもこず、全9巻でスラスラ読めたしそれなりに心にくるものあったので面白かったかなと思ってますね。

 

エライザさん主演でドラマ化にもなりましたし、一度読んだ方はもう一度、まだ読んでない方は読んでみてはいかがでしょうか??

 

では、今回はこの辺で!あざました!